エアコンをつけたらカビ臭い・・・なんとかして臭いを取りたい!そんなときに使える、エアコンのカビ・臭いの除去対策をご紹介します。
目次
エアコンがカビ臭い原因
エアコンがカビ臭いのは、エアコンの内部にカビが発生していることが原因です。エアコン内のカビは、空気中から吸い込んだホコリや汚れが、冷風で結露した水分によって発生してしまいます。
ホコリ・汚れ以外にも、キッチンで調理した際の水蒸気、化粧品、家具、食卓に並んだ料理、タバコの煙、汗、ペットの臭いなどが原因になることもあります。
エアコンのカビ・臭いの除去対策
エアコンのカビ・臭いを除去するには、エアコンの掃除・クリーニングがおすすめです。緊急時などで掃除する時間があまりとれないときは、運転開始後10分間は窓を開けて臭いを逃がしてください。高温で1時間以送風するとカビを死滅させられます。
別の方法として、冷房を最低温度、風量を自動or強にして1時間運転する方法もあります。必ず窓を全開にして臭いを逃がしましょう。
実際に使用するときは、低温の方が臭いを感じにくくなります。27度以下の設定で運転してみましょう。カビ防止スプレーも応急措置になります。
外側の掃除
ハンディモップや掃除機などでホコリを除去します。掃除中性洗剤を薄めた液に雑巾をひたして絞ったら、吹き出し口とルーバーの汚れを拭き取りましょう。狭いので指や割りばし、専用クリーナーなど使うと良いです。終わったら、洗剤を水拭きで拭き取ってください。
内側の掃除
まずは、エアコンのフィルターを掃除します。フィルターを本体に装着したまま掃除機でホコリを吸い取ります。ホコリが舞うのを防ぐために装着したまま行うのがベストです。
掃除機でホコリを吸い取ったらフィルターを外し、水洗いして陰干しして乾燥させる。
フィン(熱交換器のアルミ部分)のカビは、自力での掃除が難しいです。エアコンのコンセントを抜き、電装部分を養生して、スチームクリーナーや高圧洗浄機で汚れを落とします。デリケートな部分なので失敗すると故障の原因にもなります。フィンも掃除したいときは、できれば専門のクリーニング業者に頼んだ方が安全です。
エアコンの臭い・カビを予防する方法
クーラーや冷房をつかった後は送風運転をしましょう。風を送ることでエアコン内を乾燥させてカビ・臭い対策ができます。1時間以上の送風運転がおすすめです。
部屋の臭いや湿気が気になるときは、換気もするようにしましょう。エアコンを使わない時期でも、定期的に送風運転するとカビ対策になります。月に1度が目安です。
臭いはファブリーズで取れる?
エアコン本体にファブリーズを吹きかけても臭いは取れません。かえってホコリやゴミがルーバーなどにくっつきやすくなり、カビの原因になってしまいます。
エアコンのフィルターに吹きかけて一時的に臭いを消すことはできますが、使用後はしっかり乾かした状態で運転しましょう。濡れた状態でエアコンを起動すると故障の原因にもなります。
エアコンの抗菌コートでカビは防げる?
エアコンを洗浄後に抗菌コートを吹き付けてもカビを防ぐことはできません。むしろ、カビの栄養分になる可能性もあります。
抗菌コートに頼るよりも、定期的にエアコンを掃除した方が、カビや臭いは取れます。
エアコンのカビ・臭いを除去する対策方法 まとめ
エアコンがカビ臭くなる原因は、内部にカビが発生しているからです。掃除をしてカビを除去することで臭いを取ることができます。
掃除をする時間が取れないときは窓を開けて送風運転を1時間ほどすることで、応急処置も可能です。
その後のカビ臭さを予防するには、カビを発生させないことが重要になります。エアコンを使い終わったら送風運転をして内部を乾燥させましょう。