「なるべく湿気を気にせずにトランクルームを使いたい!」
「トランクルームに保管してカビが生えたら困る!」
など、トランクルームで荷物を保管するときは湿気やカビが気になります。そこで今回はトランクルームで使える除湿剤2タイプをまとめました。
締め切った空間は湿気がたまりやすいですから、トランクルームも同様になるべく除湿剤を置いて湿気対策をしておきましょう。
トランクルームで使えるおすすめ除湿剤
除湿剤には、シリカゲルと塩化カルシウムの2種類があります。どちらの除湿剤も、押し入れやクローゼットなど、密閉された空間で湿気をとる効果が期待できます。
衣類や靴の除湿にはシリカゲル、収納スペース全体の除湿には塩化カルシウムがおすすめです。
シリカゲル
シリカゲルは、透明あるいは青い色の乾燥剤で、A型とB型に分けられます。衣類など、乾燥のスピードを重視するものの保管におすすめの除湿剤です。
衣類ならハンガーで一緒に吊り下げたり、靴なら中に入れたり。コンパクトなので狭いスペースでも利用できます!
シリカゲルA型
食品や精密機器などに使われています。比較的湿度があまり高くない空間での吸湿性に優れています。洋服ダンスの引き出しに使えます。
湿気の溜まりにくい機会や工具、道具の保管に使える除湿剤です。
シリカゲルB型
ブーツや靴の中などの除湿剤として使われていて、すばやく・大量に水分を吸収します。
水分の放出機能もあるので、繰り返し使えるのが特徴です。濡れてしまった衣類、靴などをなるべく早く乾かしたいときに使いましょう。調湿機能があるので、乾燥しすぎも湿気すぎも好ましくない「楽器」の保管にも使えます。
塩化カルシウム
有名な「水とりぞうさん」も塩化カルシウムの除湿剤です。塩化カルシウムは、押入れやクローゼットなど収納スペースの除湿剤として使われています。
空気中の水分を吸収したあと液体になるのが特徴です。塩化カルシウムの除湿剤なら、3倍~4倍の水分を吸収できます。
ただし、衣類につくとシミになるので、衣類からは離して使用すると安心です。収納スペース全体の除湿剤として使えます。
湿度対策はもちろん、ニオイも一緒に取ってくれる備長炭の除湿剤も便利です。
除湿剤と併用できる湿度対策
- すのこで空気の通り道を確保する
- 壁から離して保管する
- 荷物を詰めすぎない
除湿剤と併用できる湿度対策、といってもやることは簡単です。それは「空気の通り道を意識して保管すること」です。床や壁(もちろん天井も)から離して荷物を保管しましょう。
すのこで空気の通り道を確保する
すのこで床との隙間を保ちながら荷物を保管することで、空気の通り道ができ、カビが発生しにくくなります。もちろん、すのこではなくてもラックや棚を使うのもおすすめです。
壁から離して保管する
荷物は壁から離して保管しましょう。トランクルームの収納スペースを最大限に活用しようと、壁面までぎっちり詰め込むのはあまりおすすめしません。
空気の通り道を作ってあげるだけで、その部分の湿度が上がりにくくなり、カビ対策になります!
荷物を詰めすぎない
収納スペースを隙間なくぎっちり保管すると有効活用できている気がしますよね。
しかしながら、荷物の詰めすぎは空気の通り道が少なくなります。カビ対策をする場合は、荷物を詰めすぎず隙間を意識して保管してください。
除湿剤だけでなく空気の通り道も意識しよう!
トランクルームで荷物を保管する際は、除湿剤を置いておくとカビ対策になります。ただ、除湿剤の過信は禁物です。
空気の通り道を意識して収納して、念入りに湿気・カビ対策しましょう!