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本棚にカビが生えた!落とし方と予防方法を解説!【カビ対策おすすめ用品も】

本棚の中に黒ずみが…もしかしてカビ!?本棚の裏側にポツポツとカビが生えて汚い…。

など、本棚のカビに悩まされていませんか?

このページでは、本棚のカビの落とし方と予防方法をまとめました。15分ほどでサクッとできるカビ落としなので、思い立った時に掃除してしまいましょう!カビを落として、本棚の見た目も気分もスッキリ♪

本棚のカビの落とし方【消毒用エタノール・塩素系漂白剤】

本棚のカビの落とし方は2種類あります。消毒用エタノール・塩素系漂白剤(カビ取り剤)を使う方法です。

  • 消毒用エタノール:カビ菌を除菌してカビを落とします。肌に優しく安心して使えます。塩素系漂白剤が使えない場所のカビ落としに。
  • 塩素系漂白剤(カビ取り剤):頑固なカビも根こそぎ落とします。漂白作用があるので黒ずみも取れます。作業時は換気・肌にに触れないように注意。木製・金属製の本棚には使えません。

【消毒用エタノール編】木製の本棚に

用意するもの

  • 消毒用エタノール
  • 雑巾(またはキッチンペーパー、ティッシュ)

手順

  1. 本棚のカビに消毒用エタノールを吹き付ける
  2. 5~10分待つ
  3. エタノールを拭きとる
  4. 本棚を乾かす

事前に、本やノート類は出して本棚を空にしてから作業しましょう。拭き掃除の際は、カビを擦らずに水分をふき取るイメージで。(擦るとカビ菌が舞ってしまいます)

消毒用エタノールをふき取った後は必ず本棚を乾かしてください。湿気が残っていると、そこからまたカビが生えることがあります。

カビによる着色はとれない(ヤスリがけ→塗装で対応)

消毒用エタノールでは、カビを除菌する力はあっても色を落とす力はありません。カビの黒ずみなど着色が気になるときは、ヤスリをかけて削り、塗装すると見た目よく仕上がります。

【塩素系漂白剤(カビ取り剤)編】プラスチック製の本棚に

用意するもの

  • 塩素系漂白剤(カビキラー、カビハイターなど)
  • 雑巾
  • マスク
  • ゴム手袋・ビニール手袋

手順

  1. 塩素系漂白剤を希釈して、本棚のカビにスプレーする
  2. 10~15分ほど待つ
  3. 水拭きで漂白剤をふき取る
  4. 乾拭きで水分をふき取る
  5. 本棚を乾かす

塩素系漂白剤(カビ取り剤)でカビ落としするときは、必ず換気をしてマスク・ゴム手袋を着用してください。強力な薬剤なので空気を大量に吸い込んだり、肌に触れると危険です。

水拭き→乾拭きを終えたら、湿気がのこらないように本棚を乾かしましょう。

木・金属素材には使えない・色落ちに注意

塩素系漂白剤は、木・金属素材の本棚には使えません(その他使えない素材は、商品説明を参考にしてください)。木に使用すると傷んで強度が落ち、金属に使用するとサビの原因になります。

プラスチックやその他の素材でも、色落ちすることがあります。色落ちが心配なときは、目立たない部分で試してから作業してください。




本棚にカビが生える原因

そもそもカビは、湿度70%以上・温度20℃~30℃・汚れのある環境で繁殖しゃすいです。本棚にカビが生えるのは、この条件が揃ってしまったことが原因です。

湿気がこもっている

梅雨のジメジメした時期やクローゼット・押し入れは湿度が高くなりやすいです。また、本棚を壁や窓にピタッとレイアウトしたり、本を詰めすぎたりすると湿気がこもります。

汚れている・ほこりがたまっている

手の皮脂・汗の汚れやほこりがたまっていると、カビの栄養源になります。手で触った本やノートを収納するときに、手垢がつきやすく、どうしても汚れやすい場所になります。

本棚のカビを予防する方法

本棚のカビを予防するには、湿気・汚れを取り除くことが重要です(室温は調整が難しい)。具体例としては下記の予防法があります。

  • 本を詰め込みすぎない
  • 壁や家具との隙間をあけてレイアウトする
  • こまめに掃除する
  • 部屋を除湿する
  • カビ予防ニス・塗料を塗る

本を詰め込みすぎない

本を詰め込みすぎると、本と本の間に空気の通り道がなくなってしまいます。通気性が悪いと湿気がこもるので、なるべく余裕をもって収納しましょう。

壁や家具との隙間をあけてレイアウトする

本棚は壁やほかの家具にピタッと並べてレイアウトすることも多いと思います。しかし、それでは風の通り道がなく湿気がたまるので、隙間を開けたレイアウトがおすすめです。

こまめに掃除する

カビの栄養源は汚れやホコリ。本棚をこまめに掃除することでカビを予防することができます。

部屋を除湿する・換気する

部屋の湿度が高いとカビが生えやすくなります。除湿や換気することで湿度を下げてカビの生えにくい環境を作りましょう。

どうしても湿気がこもりやすい部屋は、本棚に向かってサーキュレーターや扇風機などで風を当てるのもアリです。

カビ予防ニス・塗料を塗る

無塗装の木の本棚には、カビ予防ニス・塗料を塗ることで湿気がこもりにくくなりカビ予防できます。プラスチックの本棚ですと、静電気が発生しにくくなることでホコリもつきにくくなります。

【おすすめ用品】本棚のカビ対策に

消毒用エタノール

塩素系漂白剤が使えない本棚(木製、金属製など)のカビ落としに。肌に優しいので安心して使えます。

ヤスリ

消毒用エタノールでは落としきれないカビの着色を削ります。削った後は本棚の色も落ちてしまうので、ニスや塗料で塗装すると仕上がりもキレイです。

塩素系漂白剤(カビ取り剤)

カビ落としといえばコレ。プラスチック製の本棚に。頑固なカビもスッキリ落とせます。本棚が色落ちすることがあるので。気になる場合は目立たない場所で試してから使用しましょう。

カビ防止ニス・塗料

木製の本棚は、素材上、湿気を吸収しやすい性質があります。無塗装の本棚にカビ防止ニス・塗料を塗ることで湿気を吸収しにくくなりカビ予防につながります。

サーキュレーター

湿気がこもりがちな部屋・風通しの悪い部屋に1台あると重宝するアイテムです。部屋の空気を流して循環させることでカビ対策できます。

カビが落ちない・再発するときは処分・買い替えを

それでも本棚のカビが落ちないときは、処分・買い替えたほうが良いです。なぜなら、カビ菌は目に見えなくても発生しているから。本棚のカビを落として黒ずみがなくなったように見えても、実はカビ菌がいて再発することもめずらしくありません。

新しい本棚を調達したほうが、衛生的にも見た目的にもキレイです。収納する本やノート、教材などにカビ菌を移したくないなら、迷わず新調しましょう。




本棚のカビの落とし方・予防方法 まとめ

  • 木製・金属製の本棚は消毒用エタノールでカビ落とし
  • プラスチック製の本棚は塩素系漂白剤(カビ取り剤)も使える
  • カビ予防には湿気・汚れを取り除くのがカギ
  • カビが再発するなら処分・買い替えしたほうが、衛生的・見た目も◎

本棚にカビが生えたら、消毒用エタノールまたは塩素系漂白剤(カビ取り剤)でカビ落としできます。塩素系漂白剤(カビ取り剤)を使う場合は、色落ちに注意しましょう。

風通しを意識したレイアウトやこまめな掃除など、日頃からできるので思い立ったときにささっとやってしまいましょう。湿気をためず、カビの餌となる栄養源を残さないことが、カビ予防につながります