- 雛人形をどうやって保管したら良いかわからない
- 雛人形にカビが生えないように保管したい
- そもそも雛人形を保管する場所がない
など、ひな祭りが終わっていざ雛人形を保管しようと思っても、どうやって保管しようと悩みます。そこで今回は雛人形の正しい保管方法をまとめました。
雛人形の保管で注意すること
雛人形の保管方法として、ダンボールに入れたり押し入れの奥深くにしまうこともありますが、長期間ダンボールで押し入れの中に保管しておくとカビが生えたり虫が発生するおそれがあります。そこで、雛人形を保管するときのカビや虫を予防するために、正しい保管方法をご紹介します。
乾燥剤・除湿剤でカビ対策
雛人形は次のシーズンまで使わないので長期保管することになります。長期保管する場合は特にカビ対策が必須です。雛人形と一緒に乾燥剤を入れたり、保管スペースに除湿剤を置いたりして湿気対策しましょう。
防虫剤で虫対策
雛人形を長期保管する際は虫対策も重要です。保管場所でなにかしら小さな虫が入ってしまうとどんどん繁殖してしまう恐れがあります。雛人形を保管するときは必ず防虫剤も一緒に入れてくださいね。
雛人形の保管箱はどれが良い?
桐箱がベスト!
桐には自然の防虫成分が含まれ、腐食しにくく菌の繁殖も防ぐことができます。さらに熱を伝えにくく湿度を一定に保つ性質もあり、温度や湿度の変化にも対応可能。日本の木材の中で最も軽いので移動しやすいのも特徴です。
ダンボールはカビと虫に要注意!
ダンボールは紙でできているので、湿気でカビが生えたり腐りやすいです。保温性が高いので、万が一小さな虫が入ってしまったとき、虫の生存しやすい・繁殖しやすい環境になることも。
しかし、ダンボールは安く手に入りますし調湿機能もありますから使い勝手も良いです。ダンボールで雛人形を保管するときは、なるべく新品の段ボールに乾燥剤(除湿剤)と防虫剤を入れて必ず湿気対策・虫対策をしましょう!
ガラスケースは破損に注意!
雛人形をガラスケースに入ったまま保管する場合は、ガラスケースが破損しないように緩衝材をいれましょう。新聞紙やプチプチを使ってガラスが割れないようにしてください。ガラスケースの中は密閉空間になり湿気がこもる・虫が増えやすくなるので「乾燥剤」と「防虫剤」を入れてください。
雛人形の保管場所
屋内の風通しの良い場所に
雛人形は室内の風通しの良い場所に保管しましょう。次の春まで使わないことから、押し入れの奥深くに収納してしまうことがありますが、押し入れの奥は風通しが悪いです。
押し入れにしまう場合は、なるべく扉の近くで保管すると、扉を開け閉めしたときに空気が流れてくれます。ただし、梅雨や初夏のじめじめした時期は押し入れも湿気がたまりますので、押し入れから出してあげた方が無難です。
屋外の物置は避ける
屋外の物置は、外気の影響をダイレクトに受けます。温度や湿度の変化も激しいので雛人形の保管にはおすすめできません。どうしても室内に雛人形を保管する場所がないときは、屋内型トランクルームや宅配型トランクルームが便利です。
雛人形の保管サービスとしてトランクルームを使う方法
1年に1度しか使わない雛人形ですが、人形の数や装飾が多いと保管場所に困りますよね。そんなときは「トランクルーム」を雛人形の保管サービスとして使う方法があります。
雛人形をキレイな状態で保管するには湿度と温度が重要なので、空調設備のある「屋内型トランクルーム」か「宅配型トランクルーム」を選びましょう。
屋内型トランクルーム
【メリット】空調あり、24時間365日出し入れできる
【デメリット】月額料金が高い、自分で物を出し入れする
宅配トランクルーム
【メリット】空調あり、申込~保管まで簡単、業者が物を出し入れする
【デメリット】クレジットカード支払のみ、自分で出し入れできない
長期保管するなら月額料金の安さを重視!
次のシーズンまで丸1年使わずに長期保管すると、12か月分の月額料金がかかります。少しでも月額料金が安くなれば1年の料金も大幅に節約できます。
月額料金に注目すると宅配型トランクルームのサマリーポケットが最も安いです。1箱250~400円(月額)で預けられるので、他の屋内型トランクルームや宅配トランクルームより圧倒的にコスパが良いのですが、クレジットカード支払いのみなのが欠点。クレジットカード支払いできる方で雛人形の保管場所に困っている方なら、利用しない手はありません!
保管場所はどこが良い?雛人形の保管の仕方!カビ・虫に要注意! まとめ
・乾燥剤・除湿剤で湿気・カビ対策する
・防虫剤で虫対策する
・保管に適しているのは「桐箱」
・風通しの良い室内で保管
・保管場所が無ければトランクルームを借りてみる
雛人形は長期保管するものですから、乾燥剤・除湿剤でカビ対策して、防虫剤で虫対策をしましょう。保管に適しているのは「桐箱」ですが、ダンボールやガラスケースでも保管できます。できれば押し入れではなく風通しの良い室内で保管するのがベストです。
雛人形の保管に適した場所がないときは、料金も安くて空調設備も整っている宅配型トランクルームのサマリーポケットがおすすめです。