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トランクルームと倉庫との違いは?使い方・用途に定義はある?

貸倉庫とトランクルームは同じ、という認識を持っている方も多いのではないでしょうか。実は、貸倉庫とトランクルームには明らかな判断基準があるので、似ているようで実は違う定義をもっているんです!

トランクルームと貸倉庫の違い・定義について、トランクルームの使い方や用途についてもサラッとご紹介します。

トランクルームと貸倉庫の違いは「倉庫業法」に基づくか否か

貸倉庫:

場所を借りる契約。倉庫業法に基づかない。不動産契約が一般的

 

トランクルーム:

物を預ける契約。倉庫業法に基づく(預けた荷物の保管保証がある)。寄託契約が一般的。

マンションや戸建てなどの収納スペースが足りないいときに役立つ、トランクルーム。貸倉庫とも呼ぶこともあります。

本来、貸倉庫とトランクルームの違いは「倉庫業法」が関連しています。

貸倉庫は「スペースを借りる」、トランクルームは「物を預かってもらう」と解釈すると分かりやすいですね。

また、貸倉庫はアパートを借りるのと同じように不動産契約します。トランクルームは「物を保管する」ことに特化した寄託契約を結びます。

寄託契約:物を保管する約束をして、物を預かってもらう契約

倉庫業法の定義

他人の貴重な物品を預かるという営業倉庫の特性から、倉庫業を営むにあたっては倉庫業法に基づく登録を受ける必要があります。登録を受けるためには、保管する物品に応じた倉庫施設の基準をクリアした倉庫であること、倉庫ごとに一定の要件を備えた倉庫管理主任者を選任すること等が必要となります。

出典:https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/butsuryu05100.html(国土交通省 倉庫業法)

国土交通省によると、保管する物品に応じた基準を満たしている・倉庫ごとに管理者を設けるといった定義があります。

簡単にまとめると、トランクルームは、物品保管の基準を満たしていて、管理者によって管理されている収納庫といえます。

トランクルームの使い方

トランクルームの使い方は、下記の通りです。

  1. 月単位で利用したい期間を決める
  2. 月額料金を支払う
  3. 荷物を預ける(自分で運ぶタイプや宅配で預けられるタイプがあります)

<具体例>トランクルームの用途

トランクルームの用途としては、下記のような具体例があります。

  • 家の本棚に入りきらない本・漫画・雑誌の収納に
  • オフシーズンで着ていないかさばる洋服の保管に(スキーウェアやコートなど)
  • 引越しや海外赴任で一時的に預かってほしい家財の保管場所に
  • 自宅の倉庫代わりとして

貴重品・危険物・生物など、保管できない物もいくつかありますが、基本的には家具や衣類などあらゆる種類の荷物を収納できます。

トランクルームで保管できるもの

トランクルームで保管できるものの例として、家財・家具、衣類、楽器・娯楽用品、園芸用品・工具などがあります。

もちろん、この他にも数多くの物品が保管できるので、収納スペースに困ったときは便利ですよ!

家財・家具

家財・家具の収納ができるトランクルーム。

ベッド、ラグ、食器、本棚、ソファ、キッチン用品などが収納できます。

他にも自転車・バイク、自動車のタイヤなども保管できる業者があります。

 

一人暮らしや転勤などで引越しする際に、一時的に保管する方も多いです。

衣類

衣類もトランクルームに保管できます。

シーズンが過ぎた冬物衣類、例えば、スキーウェアやコート、ダウンジャケットなどかさばる衣類を預けることで、お部屋のクローゼットがスッキリするので嬉しいですよね!

 

ただ、収納する前にクリーニングに出さない、空調設備が整ったトランクルームに収納しないと虫食いやカビ、においがついてしまうおそれもありますので注意してくださいね。

楽器・娯楽用品

トランクルームでは楽器や娯楽用品の収納も可能です。

ピアノ、ギター、スキー、スノーボード、レジャー用品、アウトドア用品も対応しています。

園芸用品・工具

ガーデニング用品やその他工具なども収納でき、冬場の寒い時期だけ預けることもできます。

自宅の倉庫のスペースを空けておきたい方におすすめです。

 

こちらで紹介した保管できるもの以外にも、たくさんの物品が収納できます。

各トランクルーム業者のホームページなどに記載されていますので、確認してみましょう。




トランクルームで保管できないもの

トランクルームで保管できないものの例として、貴重品、可燃物・危険物、生物、腐敗・悪臭・変色するものなどがあります。

貴重品

保管できない貴重品には、現金、有価証券、預金通帳、貴金属、印鑑などがあります。
盗難の被害に合わないよう、カメラやスタッフによる厳重なチェック・監視を導入しているトランクルームもありますが、保管できない場合が多いです。

可燃物・危険物

可燃物の例として、ガソリンや灯油、マッチ、ガスなどがあります。

臭いだけでなく、火事の原因にもなりますので保管することができません。

生物

生物はトランクルームで保管することができません。

一人暮らしや転勤での引越しの際に、短期間だけ生物を預けることも不可能です。

 

生物の糞尿は、トランクルームのにおいや汚れの原因になりますし、例え生物が無くなってしまっても責任をとることができません。

あくまでも借りている収納スペースですので、自分の次にも、トランクルームをレンタルする利用者がいることも考えましょう。

腐敗・悪臭・変色するもの

腐敗・悪臭・変色するものの例として、食品や植物などがあります。

トランクルームに臭いや汚れがついてしまうと、業者とトラブルになる可能性もあります。